ENFJ(主人公)とは?実際の割合やあるある&周りからのイメージをアンケート調査!

いくつかの質問に答えるだけで自分の性格が分かる「MBTI診断」。
そんなMBTI診断で「ENFJ(主人公)」と判断されたら、具体的にどんな特徴があるのか知りたくなりますよね。
また、人間関係を気にするタイプの人なら、ENFJ(主人公)が周りからどんな風に思われているか気になることもあるでしょう。
今回の記事では、MBTI診断におけるENFJ(主人公)についてのアンケート調査の結果を紹介します。
ENFJ(主人公)本人が当てはまると感じた特徴から、周囲から見たENFJ(主人公)のイメージまで、アンケートの結果をもとに徹底解説します。
Contents
ENFJ(主人公)とは?
ENFJ(主人公)とは、MBTI性格診断における性格タイプの一つで、「カリスマ性とリーダーシップを持ち、周囲の人たちを鼓舞し、変化をもたらすことができる」とされています。
ENFJ(主人公)は社交的で感情豊かな一面を持っているので、周囲の人たちの気持ちや要望に共感することができます。
また、理想主義的な一面を持ち合わせているため、正義や倫理を重視した行動によって、社会に良い変化をもたらすこともあるでしょう。
ENFJ(主人公)と診断されたことがあるのは2割強
MBTI診断を受けたことがある成人男女200人を対象に「あなたはMBTI診断で『ENFJ(主人公)』と診断されたことがありますか?」と聞いたところ、48人が「はい」と回答しました。
これは全体の2割強を占める結果です。
MBTI診断には全部で16種類の性格タイプがあるので、そのことを考えると極端に高い割合だといえます。
これはMBTI性格診断を複数回受け、その都度違う診断結果を受けている人が多くいることが要因かもしれません。
MBTI性格診断は、受けるときの自身の状況や感情によって、診断結果が異なる傾向があります。
そのため、このアンケート結果は、「何度かMBTI性格診断を受けた結果、ENFJ(主人公)と診断されたことがある」という人が全体の2割強いるということになります。
ENFJ(主人公)本人が当てはまると感じた特徴とは?
より詳しくENFJ(主人公)について調査するために、ENFJ(主人公)と診断された経験のある成人男女100人を対象にアンケートを実施しました。
ここからは、そのアンケート結果を紹介します。
ENFJ(主人公)と診断された経験のある成人男女100人を対象に、「『ENFJ(主人公)』の代表的な特徴の中で、『自分に当てはまる』と感じるものは何ですか?」というアンケート調査を実施しました。
その結果、「共感性が高く、他人の感情に敏感」と「面倒見が良く、人の世話を焼くのが好き」という回答が同率で1位でした。
3位には「責任感が強く、努力家」がランクインしています。
では、これらの特徴について詳しく見ていきましょう。
同率1位.共感性が高く、他人の感情に敏感 44人
・人の気持ちを優先しすぎて、自分の本音を後回しにしてしまうことがよくあります。(男性)
・常に周りに気を配っているので疲れやすい。(男性)
・相手の気持ちを先回りして汲み取りすぎて、自己犠牲的になりやすい。(女性)
多くのENFJ(主人公)の人が自分に当てはまると感じた特徴が、「面倒見が良く、人の世話を焼くのが好き」でした。
ENFJ(主人公)は、高い共感性を持っているので、周りの人の感情を敏感に察知して気遣うことができます。
相手の気持ちに寄り添えることは、人間関係を円滑に進める上で大きな強みになるでしょう。
ただし、周りに気を配りすぎたり、相手の気持ちを優先しすぎたりするせいで、自己犠牲的な行動が増えてしまうこともあるかもしれません。
同率1位.面倒見が良く、人の世話を焼くのが好き 44人
・後輩や他人のサポートや手助けをしたときとても喜びを感じています。(男性)
・やらなくていいことまでやってしまい仕事が増えることが悩み(女性)
・人の世話を焼きすぎることがある(女性)
「面倒見が良く、人の世話を焼くのが好き」という特徴も、ENFJ(主人公)の人が自分に当てはまっていると多く感じていました。
ENFJ(主人公)は面倒見が良いので、周りにとって頼もしい存在です。
「誰か困っている人はいないか」「自分に手助けできることはないか」と気を配って、職場では積極的に周りの人をサポートしようとします。
そのため、自分の仕事が増えすぎてしまったり、負担が大きくなりすぎたりすることがあるでしょう。
3位.責任感が強く、努力家 39人
・責任感が強いため休憩にいかないで仕事をやってる。(男性)
・責任感が強く自分の仕事はもちろんきっちりやる。(女性)
・責任感が強いために、他の人に頼るのが苦手(女性)
ENFJ(主人公)が自分に当てはまると感じる特徴の第3位には、「責任感が強く努力家」がランクインしました。
ENFJ(主人公)は、自分の理想を実現するための努力を惜しまない傾向があります。
責任感が強いので、自分の仕事をきちんとこなすために、プライベートな時間を割いて仕事をすることもあるでしょう。
また、責任感が強いせいで、他の人に頼ったり甘えたりすることが苦手な一面も持っています。
周囲から見たENFJ(主人公)のイメージ
続いては、「『ENFJ(主人公)』と診断されたことがない成人男女100人」を対象に、ENFJ(主人公)に対するイメージを尋ねてみました。
他人から見て、ENFJ(主人公)はどのように映っているのでしょうか。
ENFJ(主人公)と診断されたことがない成人男女100人を対象に、「『ENFJ(主人公)』というタイプについて、どのようなイメージを持っていますか?」というアンケート調査を実施しました。
その結果、「リーダーシップがあり、人をまとめるのが得意」という回答が最も多く得られました。
ENFJ(主人公)が持ち前のリーダーシップを発揮している姿を間近で見て、印象に残っている人は多いようです。
また、「人当たりが良く、社交的」という回答も多く寄せられました。
ENFJ(主人公)は高い積極性とコミュニケーション能力を持っているので、「人当たりが良いな」「社交的な人だな」と周りから思われやすい傾向があるようです。
その他にも、「情熱的でエネルギッシュ」「カリスマ性があり、周囲を惹きつける」というイメージを持っている人も多いことがわかりました。
ENFJ(主人公)のパワフルな一面も、相手の印象に残りやすいようです。
周囲から見たENFJ(主人公)の魅力的なところ
ENFJ(主人公)と診断されたことがない成人男女100人を対象に、「『ENFJ(主人公)』タイプの人のどのような点が魅力的だと感じますか?」というアンケートを実施しました。
ENFJ(主人公)のどんなところに、周りの人たちは魅力を感じているのでしょうか。
アンケートの結果、「困った時に助けてくれる、頼りになる」という回答が最多でした。
ENFJ(主人公)の人たちが、自分に当てはまっていると感じている「面倒見が良く、人の世話を焼くのが好き」という特徴が、周囲の人たちにも魅力として受け入れられているようです。
また、「コミュニケーション能力が高く、話していて楽しい」という回答も多く寄せられました。
ENFJ(主人公)の社交性の高さや人当たりの良さは、周囲の人たちにとっても魅力的なのでしょう。
「一緒にいると元気をもらえる」「ポジティブな影響をもらえる」という回答も少なくありませんでした。
ENFJ(主人公)のポジティブなパワーに助けられている人も多いようです。
周囲から見たENFJ(主人公)の難しいところ
ENFJ(主人公)と診断されたことがない成人男女100人を対象に、「『ENFJ(主人公)』タイプの人と接する上で、どのような点が難しいと感じますか?」というアンケートも実施しました。
周囲から見ると、ENFJ(主人公)のどんなところに難しさを感じるのでしょうか。
アンケートの結果、「自分の意見を押し付けがましく感じることがある」という回答が最多でした。
ENFJ(主人公)は正義感が強く、理想主義的な一面があるので、相手に意見を押し付けてしまうことがあるようです。
自分の意見を押し付けるのではなく、相手と対話をしながら共感されるように意識すると、周りと力を合わせられるようになるでしょう。
また、「期待に応えられないと申し訳なく感じる」「完璧を求めすぎて、自分を追い込んでいるように見える」という回答も多く得られました。
ENFJ(主人公)の理想主義的な一面や完璧主義すぎる部分が、人として接する上での難しさを生み出しているのかもしれません。
理想が高いことや向上心があることは悪いことではありませんが、完璧を求めすぎないことも大切です。
ENFJ(主人公)はカリスマ性とリーダーシップを持つタイプ
ENFJ(主人公)は、高いカリスマ性と強力なリーダーシップを持ち合わせています。
また、社交性の高さや人当たりの良さも、ENFJ(主人公)の大きな魅力です。
ただし、共感性や責任感の強さが裏目に出ると、それが負担になってしまうことがあります。
また、理想主義的な一面や完璧主義すぎる性格のせいで、自分の意見を押し付けたり、自分や周りを追い込んだりしてしまうこともあるかもしれません。
ENFJ(主人公)の魅力や強みを活かしつつ、短所を補えるように意識してみてください。
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:MBTIテストを受けたことがある成人男性・成人女性、MBTIテストで「ENFJ」と診断された成人男性・成人女性、MBTIテストで「ENFJ」と診断されたことがない成人男性・成人女性
アンケート母数:男性300名・女性300名(合計600名)
実施日:2025年7月30日、31日
調査実施主体:ハッピーメール(ハッピー)(https://thetruthdivision.com/)
- ENFJ(主人公)はカリスマ性とリーダーシップを持っているタイプ
- ENFJ(主人公)本人が当てはまると感じた特徴は「面倒見が良く、人の世話を焼くのが好き」「共感性が高く、他人の感情に敏感」「責任感が強く、努力家」など
- 周囲から見たENFJ(主人公)のイメージは「リーダーシップがあり、人をまとめるのが得意」「人当たりが良く、社交的」「情熱的でエネルギッシュ」など
- ENFJ(主人公)には「困っている人を助けてくれる、頼りになる」といった魅力がある一方で、「意見が押し付けがましく感じることがある」といった接する上での難しさがある